@article{oai:ritsumei.repo.nii.ac.jp:00013084, author = {板橋, 民子 and 桐澤, 絵里奈 and 高田, 亮 and 渡辺, 若菜}, journal = {APU言語研究論叢, APU Journal of Language Research}, month = {}, note = {留学生が教室を飛び出し、地域に出て日本語を学ぶ言語教育プログラムを地方にある国際大学で実施した。このプログラムは、サービス・ラーニングの枠組みを参照してデザインしたものであり、学生は地域住民との交流や「まち歩き」をもとに、活動の最終成果物として新たな「まち歩き」のルートとそのPRビデオを作成し、地域住民に対して発表した。この言語プログラムの効果を測るため、プログラム実施中に行った会話レベルチェックと「事後学習」として提出された課題、およびプログラム後に実施したサーベイを「学業面の強化」「市民性の育成」「自己成長」の3 つの観点から分析した。分析の結果、「学業面」においては日本語能力の伸びが確認でき、学生自身もそれを強く認識していたが、「自己成長」はあまり意識化されていなかった。「市民性の育成」という点では、地域への理解を深め、市民としての自覚の兆しはあるものの、行動につながるような顕著な変化は見られなかった。今後は、「学業面の強化」とともに、「市民性の育成」や「自己成長」につながるようなプログラムの設計が課題である。}, pages = {56--71}, title = {地域に飛び込んで行う言語プログラムの可能性 ―サービス・ラーニングの観点からの学びの検証―}, volume = {5}, year = {2020} }